リゾートバイトって「忙しそう」「休みがなさそう」などのきついイメージがありますよね・・・
そうなんです。リゾートバイトは実際にきつい職場が存在しています。
きつい職場に当たらないよう、対策さえすれば楽しいリゾートバイトライフを送れます。
ところで、「リゾートバイトの何がきついの?」と思いませんか?
そこでこの記事では、
・リゾートバイトがきついと言われる理由
・きつい職場に当たらない対策方法
・それでも「きついリゾートバイト先」を当ててしまった場合
について、筆者の体験談をもとにご紹介します。
筆者は実際にきつい職場を数回当ててしまいましたが、対策をしたらさっぱりと大丈夫になりました。
きつい職場も存在するリゾートバイトですが、この記事で紹介する対策さえすれば充実したリゾートバイトライフを送ることができるので、是非、最後までご覧ください♪
リゾートバイトがきついと言われている6つの理由
そもそもきついと言われるリゾートバイトとはどんな職場なんでしょうか?
思わず辞めたくなるようなリゾートバイト先6つの理由をご紹介します。
①じっくりと仕事を教えてくれない
②忙しすぎてきつい
③思っていたよりも働けない
④支給される食事の内容が酷い
⑤寮が汚い・ボロボロ
⑥寮の周辺に何もなくて買い出しや遊びに行けない
①じっくりと仕事を教えてくれない
リゾートバイトは、それほど仕事を教えてくれない職場があります。
リゾートバイト先の職場は基本的に忙しく、人手不足に陥っている現場が多く、ゆっくり教える時間や余裕があまりないようです。
なので、仕事を全く覚えていない状況で一人立ちにされることがあります。
嫌がらせで教えないような人は滅多にいませんが、人手不足により、教育が酷いところがあります。
筆者の体験談
筆者が体験したのは、バイキングのドリンカー(お客さんから注文を受けたお酒を作って提供)でした。
派遣会社とリゾートバイト先の双方に接客未経験と伝えてましたが、「最初からできる人いないから大丈夫!」と言われただけ・・・
教育スケジュール
1日目:見てメモ
2日目:メモを見ながらやってみる(ほぼ本番、上司のサポートはあまり無い、そもそもメモを見る隙がない)
3日目:ひとりでやる(上司は後ろから見てるだけと言っていたが誰も居ない)
これが本当にきつかったです。
まず、覚える仕事量が半端じゃなかったです。
ドリンカーの仕事以外にも、バイキングの仕込みや締め作業などもあり、1日目が終わった後、夜中までメモをまとめたり復習してました。
2日目からはサポートがあまり入らずパニックに・・・そして失敗したり遅かったりすると怒られる。
現地の社員に聞いた話だと、この現場は飛んでしまった(バックレた)派遣スタッフが多かったようです。
このようなリゾバ先も、求人には未経験OKで募集しています。
「未経験OK」の記載があったはずが、現地の社員、スタッフからは出来て当たり前と思われている風習がありました。
教育が酷いリゾートバイトは、特に飲食関連が多いようです。
②忙しすぎてきつい
リゾートバイトは、繁忙期になるとかなり忙しく、残業が毎日2、3時間や6連勤以上続いてしまう職場もります。
繁忙期でなくても、人手不足が原因で慢性的に忙しい職場もあります。
人手不足のリゾートバイト先は、
人手不足→急いで募集→忙しすぎて退職→人手不足→・・・
このようなマイナスなループに陥っているようです。
残業が多いとお金はガツガツ貯まりますが、「残業たくさんしたい!」なんて人は少数ですよね。
「残業が多いなんて求人票には書いてなかった!」といったトラブルが、リゾバでは発生しているようです。
リゾートバイトの繁忙期はいつ?
世間の長期休暇期間です。夏休み(特にお盆)、冬休み(特に年末年始)、ゴールデンウィーク、シルバーウィークのことを言います。
筆者の体験談
筆者が経験したリゾートバイト先の中で、21連勤した職場がありました。
連勤中、たまに半日休みがありましたが、たった3時間のお休みだったのであまり休んだ心地はしなかったです。
⇩21連勤したときのシフトがこのような感じでした⇩
月曜日 7:00~10:00ー16:00~21:00 日/8h
火曜日 7:00~10:00ー16:00~21:00 日/8h
水曜日 半日休み ー16:00~21:00 日/5h
木曜日 7:00~10:00ー16:00~21:00 日/8h
金曜日 半日休み ー16:00~21:00 日/5h
土曜日 7:00~10:00ー16:00~21:00 日/8h
日曜日 7:00~10:00ー16:00~21:00 日/8h
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21連勤
※1週間以内の残業が40時間を超えると、時給が1.25%割り増しされます。
上記のように1週間内に半日休みを2回入れて、「半日+半日=1日休み」といった形で1日休みが無く21連勤となりました。
この時は春休みというのもあって、勤めてた旅館が繁忙期を迎えて忙しくなりました。
繁忙期の期間でいくら忙しいとは言っても、あまりにも休みが少ないですよね。
「合わせれば1日休みだ!やったー!」とはならなかったよね(笑)
当時はここでの仕事が全然慣れてなかったし、ストレスが半端なかったね
③思っていたよりも働けなかった
先ほど忙しい職場について紹介しましたが、それとは逆にあまり働けない職場もあります。
宿泊施設は特に、閑散期と繁忙期の差が凄く、忙しさがだいぶ変わります。
忙しくない時期は早上がりが立て続けに続いたり、休みがかなり多いなんてことがあるので注意をしましょう。
たまにある早上がりはテンション上がりますが、あまりにも多いと給料が心配になります。
筆者の体験談
筆者の場合だと裏方のお仕事(ホテルの客室清掃など)で、8時間働くはずが半日で上がりなんてことはしょっちゅうありました。
閑散期なら分かりますが、夏休み中だったのでさすがに納得いかず、派遣先の人に相談しました。
④支給される食事の内容が酷い
リゾートバイト先によっては、食事の内容が酷いところもあります。
特に食事が「お弁当」は気を付けた方がいいです。
手作り弁当を期待していたはずが・・・
おかずがレトルトだったり、野菜が無いなどの事例もあります。

お弁当ではなくても、支給されたご飯が美味しくないところもあります。
筆者が体験した酷い食事
⇩筆者が体験した酷い食事内容がコチラです⇩
食事条件:出勤日のみ昼・夕食付(無料)
⇩食事内容⇩
昼:ご飯+味噌汁+蒸したカレー味の鶏ムネ肉
夕:ご飯+レトルト(カレーかシチュー好きな物を持って帰って食べるシステム)
⇩感想⇩
・高級旅館の賄なのに期待ハズレ
・昼食が質素すぎる&味が薄くて美味しくなかった(ボディービルダー??)
・夕食レトルトなんて聞いてない
・昼・夕食どっちも全く足りない
高級旅館の賄いと聞いていたのでショックが大きかったです。
ここでの職場は、食事条件が聞いていた話とあまりにも違い過ぎたので辞めさせていただきました。

派遣担当者には事情を説明し、合意してもらった上で辞めたので交通費が全額支給されました。
⑤寮が汚い・ボロボロ
リゾートバイトで、もっとも耳にするのは寮問題です。
具体的な問題は
- 汚い
- 築年数が古くてボロボロ
- 壁が薄すぎる
- 虫がめちゃくちゃ出る
- エアコンや風呂などの家電、設備が古くて快適に過ごせない
などです。
男性なら我慢できる人が多いと思いますが、女性だとキツく感じる人が多いはずです。
寮が汚いとモチベーションがかなり下がるので、追い打ちをかけるように仕事がキツイと、更にメンタルがやれてしまいます。
筆者が働いた派遣先で、「寮が汚すぎて飛んだ」といった人が現れたほどです。
寮の問題は想像しているよりも深刻な問題なので注意が必要です。
筆者の体験談
寮に関して困ったことはありませんでした。
強いて言えばですが、山口県のリゾートバイト先の寮で気になったのは、
- エアコンの調子が悪い
- 冷凍庫の調子が悪い
- シャワーの圧が弱い
上記くらいで、最初だけ気になったけどすぐに慣れました!(笑)
とは言っても、自炊だったから冷凍庫の調子悪いのは痛かったかも
寮が古く、家電や設備も古いままだと何かしらの問題は出てくるようですね。
⑥寮の周辺に何もなくて買い出しや遊びに行けない


リゾートバイト先によっては、周辺にコンビニ、スーパー、ドラッグストアなどの商業施設が何も無い所があります。
最寄りのコンビニまで歩いて30分なんて結構普通です。
筆者は車持ちだから苦に感じたことはありませんが、周辺に何も無いと、車無しの人にとってはかなりキツいです。
周辺に何も無いと買い出しの他に、観光のしづらさも出てきます。
リゾートバイトの醍醐味は、温泉巡りや観光なので、気軽にお出掛けできないとストレスは溜まる一方です・・・



周辺に何もないようなリゾバ先では、車無しの人たちはどうしてるの?



車持ってる人に買い出し連れて行ってもらってる人がいるのと、通販で買ったり、ホテルの送迎バスがあれば利用してる人もいるよ



何かしらの対策はあるんだね!
筆者の体験談
いくら車持ちでも、周りに観光地が少ないとさすがにストレスでした。
淡路島のリゾートバイト先周辺には何もなかったので、結局、車で1~2時間かけて出かけることが多かったです。
車持ちだからと言って、何度も遠出して、その度にガソリン、時間を使うのはストレスに感じてきます。
【対策方法】「きつい」リゾートバイト先に当たらにようにするには?
次に、先ほど紹介した「きつい」リゾートバイトを回避する方法についてご紹介します。
対策方法は以下の5つです。
・リゾバ専門の派遣会社を通して働く
・寮周辺の環境あらかじめ確認する
・なるべくきつい職種を避ける
・時給だけで仕事を選ばないようにする
・求人票の詳細について派遣担当者に確認する
リゾバ専門の派遣会社を通して働く
リゾートバイトは直接雇用も可能ですが、リゾバ専門の派遣会社を通して働くことをオススメします。
⇩派遣会社を通すメリット⇩
・大手の派遣会社なら1,000件以上の求人を抱えている
・ブラックなリゾバ先を扱わないようにしている
・時給が高い
・トラブルがあった時に頼りになる
一番のメリットは求人数が多いことです。勤務地や職種など、自分の希望に合った求人が見つかりやすいです。
大手の派遣会社なら3,000件以上の求人があります。
大手派遣会社 | 求人数 |
---|---|
アルファリゾート | 1,97件 |
ヒューマニック(リゾバ.com) | 3,649件 |
リゾートバイトダイブ | 3,353件 |
グッドマンサービス | 1,551件 |
リゾートバイトの派遣会社は最低でも3つは登録しておくことをオススメします。
派遣会社の登録は無料でできるのと手間があまりかかりません。
派遣会社を複数登録することによって求人の選択肢を増やせるので、ブッラクなリゾートバイト先を当てるリスクを減らせます。
オススメする派遣会社についてもまとめているので良かったらお読みください♪


寮周辺の環境をあらかじめ確認
車を持ち込まない場合は特に重要です!
周辺環境は自分で「Googleマップ」、「ストリートビュー」を使用して確認することをオススメします。
「Googleマップ」を使えば、リゾバ先~コンビニまで歩いて何分かまで調べられます。派遣担当者に確認したら教えてくれますが、自分で確認すれば確実な情報と言えます。
車を持ち込まない場合は、近くに駅やバス停などの交通機関もあるか確認しましょう。
きつい職種を避ける
リゾートバイトは、職種によっては覚えることが多く、きつく感じてしまいます。
また、職種に限らず高級ホテル・高級旅館のようなお値段が高めな宿泊施設やレストランだと覚えることが多い傾向があります。
きついと言われている職種は
- 仲居
- レストラン(会席料理)
- フロント
忙しい上に覚えることも多いのでキャパオーバーになってしまう人も・・・
もちろん向き不向きもありますので、お仕事選びは「これっだたら自分でもやれそう」くらいの感じで選ぶといいです。「仲居」だって慣れれば楽しいし時給も高いので最高な職種です。
きつい職種を避けるには、自分にとって楽にできそうな(楽しめそうな)職種を選びましょう!
『初心者におすすめの職種』についてまとめているので良かったらお読みください♪


時給だけで仕事を選ばないようにする


きつい求人を避けるために、時給だけでお仕事を選ばないようにしましょう。
時給1,200円までの求人は一般的なレベルと言えますが、時給1,300円~は高時給になります。
⇩高時給なお仕事は以下の確率が高いです⇩
- 辞める人が多くて人手不足
- 接客のマナーが厳しい
- マニュアルが分厚くて覚えることが多い
高時給の求人は、よっぽど自信のある人以外は避けることをオススメします。
求人票の詳細について派遣担当者に質問する
リゾートバイトでは、各お仕事ごとに派遣会社の担当者がいます。
求人票を見て、気になることや分からないことを担当者に質問できます。これがかなり重要です。
担当者から「実はここの現場、飛んでしまう人が多いんです」なんて情報も、質問をしなければ教えてくれないなんてこともあります。
いなみにリゾートバイトダイブは、求人の悪い部分をこちら側から聞かなくても教えてくれる親切なスタッフが多かったでので、初心者の方にはおすすめしたい派遣会社です。
【利用者数25万人突破】リゾートバイトのお仕事検索・紹介ならダイブ!




心配や不安を一つたりとも残さないよう質問しましょう!
ブラックリゾバを回避するために、以下の質問をオススメします。
・延長する人やリピーターがいるのか?
・飛んだ人がいない?
・直近で働いているスタッフの勤務時間、残業時間は?
・具体的な仕事内容は?
・寮の状態は?
寮の状態についてですが、部屋と外装の写真を見せてもらうのが手っ取り早いです。
これらの質問をすることによって人間関係や、勤務時間などを探ることができます。
質問の詳細については「リゾバ選びで失敗しないために絶対確認すること」についてまとめてありますので良かったらお読みください。


それでもブラックなリゾバに当たってしまった!どうしたらいい?
リゾートバイトは飛んでしまうことも可能ですが、到底おすすめしません。
飛ぶことをおすすめできない理由は
- 交通費が支給されなくなる
- 同じ派遣会社からは求人を紹介してもらえなくなる
また、派遣会社やリゾバ先にも迷惑をかけてしまいお互いマイナスしかないので極力避けましょう。
じゃあどうしたらいいの?
Step①とりあえず二週間頑張ってみる
どんなにきついリゾバ先でも、1~2週間経てば仕事内容や人間関係も慣れてきます。
とりあえずは、初出勤日から2週間を目標に働いてみましょう。



キャパオーバーになると潰れてしまうので、頑張りすぎないで下さい!
リゾートバイトはルーティンワークがほとんどなので、慣れさえすれば楽なお仕事も沢山あります。人間関係が嫌でも、2週間後には「どうでもいいことで悩んでたな~」と、案外気にならなくなります。
ただし、無理のしすぎは良くないので、限界が来る前に次の手を打ってください。
Step②リゾバ先か派遣会社の担当者に相談する
二週間経っていない・二週間経ったけどやっぱりキツイと感じたらリゾバ先か、派遣会社の担当者に相談しましょう。
リゾバ先の相談相手は現場の責任者か、教育してくれる上司でもOKです。
人間関係や寮の事、労働時間や教育方法など
相談し辛い感じはありますが、なんでもいいので相談すると何かしら手を打ってくれるはずです。
辞めてしまうとリスクがあるので、一度踏み止まってできる限りのことはやってみましょう。
リゾバ先を期間中に辞めてしまうと、交通費が支給されないので注意して下さい。しかし、相手側(リゾバ先や派遣会社)に落ち度があった場合は例外です!
・契約した内容と違う・・・「夕食付と書いてあったのに何も支給されない」など
・パワハラやモラハラがあった
上記のような理由であれば、交通費が支給される可能性があるので辞める際は必ず相談しましょう。
Step③辞めたいとリゾバ先か派遣会社の担当者に伝える
Step①・②でも限界だと思った場合は、無理せずに辞めましょう。
辞めることは決して悪いことではありません。
理由次第では、期間中に辞めても次のリゾバ案件を取り急ぎ探してくれます。
ただし、辞める理由が勝手な都合と判断されてしまうと、同じ派遣会社から求人を紹介してもらえなくなります。
辞めたいと伝えるのは、
派遣会社→リゾバ先
の流れで伝える方がおすすめです。交渉がスムーズにいき、派遣会社との関係性も悪くせずに済みます。
実際に私たち夫婦が期間中に辞めたときは



○○が理由で辞めたいです
わかりました...仕方ないですね。では、リゾバ先の○○さんに直接伝えてくれますか?
といった流れになりました。
ちゃんと事情を伝えれば怒られたりはしませんし、次のリゾバ先の代案を探してくれます。
リゾバ先、派遣会社が合意の上で辞めるようにしましょう。
まとめ:求人票の内容をもっと深堀しよう
ブラックなリゾバを回避する方法についてご紹介しました。
そもそもブラックなリゾバとは?
・仕事をじっくりと教えてくれない
・忙しすぎてきつい
・思っていたよりも働けない
・支給される食事の内容が酷い
・寮が汚い・ボロボロ
・寮の周辺に何もない
といった職場です。
教育体制や労働時間など派遣スタッフに対して不当な扱いな職場が存在しています。また、寮問題も「リゾバあるある」と言われるほどよく耳にします。
こんなブラックな職場さえ避ければ、リゾバは貯金・旅行・出会いもあり快適に働けます。
ブラックリゾバを避ける方法は5つ
- リゾバ専門の派遣会社を通して働く
- 寮周辺の環境あらかじめ確認する
- なるべくきつい職種を避ける
- 時給だけで仕事を選ばない
- 求人票の詳細について派遣担当者に確認する
この中でも、『求人票の詳細について派遣担当者に確認する』ことは一番重要です。
それでもブラックリゾバに当たってしまった場合は、リゾバ先の先輩や派遣担当者に相談しましょう。
あまり無理をせず、限界だと思ったらすぐに辞めて次のリゾバ先を探すことも大事です!



最後まで読んでいただきありがとうございました!
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